【特別掲載】戦争で儲けさせてはならない!(War Crimes Shouldn’t Pay)――米人気俳優ジョージ・クルーニー氏らの調査団体が紛争下の南スーダンの実情を伝える動画を公開! 2016.9.30

記事公開日:2016.10.1 テキスト動画
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(文:城石エマ 翻訳:本田望)

 安保法制が強行採決されてから1年。十分な国民的議論も踏まえないまま、「駆けつけ警護」の新任務を負った自衛隊の交代部隊が、2016年11月にも南スーダンへ派遣されようとしている。

 「駆けつけ警護」は、「警護」と言いつつ、実際には武器を持って戦闘行為に参加することに他ならない。「駆けつけ警護」にあたる自衛隊員は、戦争に巻き込まれる可能性が飛躍的に高まる。

 そんな自衛隊が派遣されようとしている南スーダンは、どんな場所だろうか?

 政府軍と反政府軍が武力衝突を繰り返し、何万人もの罪もなき人々が殺害され、街が壊され、悲惨を極める現状を伝える映像が、ここにある。

 これから紹介する映像は、米俳優のジョージ・クルーニー氏らが設立したセントリー(見張り)”という調査団体が制作したものである。IWJは、同団体の許可を得て日本語字幕を付した。字幕つき動画を特別掲載したので、ご覧いただきたい。

セントリー(The

セントリー(The Sentry)を立ち上げた米人気俳優のジョージ・クルーニー氏(セントリー提供)

 2016年7月には首都ジュバで大規模な武力衝突が起きたにも関わらず、稲田朋美防衛大臣は南スーダンの現状について、「武力紛争が新たに生じたということではない」と強弁を続ける。

▲紛争下にある南スーダンの様子(セントリー提供)

▲紛争下にある南スーダンの様子(セントリー提供)

 「武力紛争が生じたということではない」は、本当だろうか? ぜひ、動画を御覧いただき、お考えいただきたい。

■【閲覧注意】ジョージ・クルーニー「戦争で儲けさせてはならない!」(War Crimes Shouldn’t Pay)~動画特別掲載!※翻訳字幕付き
残酷な映像が含まれています。閲覧にご注意ください。

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